まとめサイトは検索で表示されなくなった
2020年のgoogleアップデートで、「まとめサイト」は検索順位を大きく下げました。
googleが以前より掲げる不変の方針があります。
それは
『ユーザーに有益な情報を提供しているサイトを上位表示する』
です。
この大前提からすると、他サイトの情報を集め表示するだけの「まとめサイト」は、上位表示すべきサイトでないということになるのでしょう。
オリジナルコンテンツが重要
「有益な情報を提供しているサイト」って?
一番わかりやすいのは、オリジナルコンテンツを配信しているサイト。
そのページにしか載っていない情報です。
某メンズエステ広告サイトの店舗管理画面に興味深い注意書きがありました。
「・・・・オリジナルの文章をご投稿下さい。同じような文章の投稿はSEO的観点でもGoogleからの評価が下がると報告があります。」
要はオリジナルの記事をよこせと、、、、なんとも身勝手なお願いですが 笑
このお願いは50点ですね。
オリジナルコンテンツは大事ですけど、そんなに簡単に作れません。
例えば、「本日ゲリラ割開催します!」を「特割り!本日ご来店のお客様のみ!!限定適用します!!!」
一生懸命考えて、字数、単語、順番を変えたところで、『ああ、今日特別割引するんだな!』
同じコンテンツです。
オリジナルコンテンツを理解していない人に依頼しても、無意味なんです。
実はポータルサイトも危うい
上記ののように、ポータルサイトがオリジナルコンテンツを欲しがっているのは、今の情報ではまずいと思っているからで、それは正しい判断だと思います。
例えば飲食店はぐるなびなどに掲載すると思います。
お客様はぐるなびから、場所や業態など細かく検査しお店を見つけます。
ここで、一歩離れて考えていただきたいことがあります。
なんです。
ネットで欲しいものを検索すると、その後やたらと関連商品の広告が出るようになりますが、
これは検索サイトが個人の嗜好性を探っているからです。
その嗜好性のデータベースが履歴に残れば、近い将来その人がラーメンと検索すると
近所の美味しい塩ラーメンが上位表示されるようになってきます。
ここに飲食のポータルサイトが介在する余地はありません。
時代はオウンドメディアマーケティング(自社サイトへ)
3大メディア(トリプルメディア)というものがあります。
ペイドメディア(paid media):広告
アーンドメディア(earned media):SNS
オウンドメディア(owned media):自社サイト、ブログ
オウンドメディアは自分の媒体での発信を意味し、かなり乱暴に言ってしまうと
ということになります。
今の情報社会では、ユーザーも自分にマッチした情報を貪欲に探しています。
しかし、広告やSNSでは、文字数などの情報が限られているため、多様な情報を自社サイトに構築し
そのサイトに呼び込もうとしています。
コマーシャルの「続きはWebで」なんてコピーもオウンドメディアマーケティングです。
本来私がオウンドメディアを説明したところで、何も得しません。
広告メディアを細かく分析しても、広告代理店をしてないので全く儲かりません。
直接利益に結び付けるのではなく、ユーザーにとって有益な情報を提供することで、集客する目的のためだけに記事を書いています。
店舗サイトを充実させましょう
この結論までに大分遠回りしましたが 笑
マインドを切り替えてもらう必要があったのです。
最後に切り替えることがあります。
という考えです。
もちろん、新規オープンの場合で沢山の顧客を持つセラピストがオーナーになる場合を除くと
新規店の言うのは、皆さんが思っている以上に認知されません。
少なくとも半年は広告媒体の力を借りる必要があると思います。
でもず~~~っと必要なものではない、と言う意識を持っていただきたいのです。
自サイトにユーザーにとって有益な情報を構築できれば、googleはポータルサイトを介さずに、直接ユーザーへ表示したがっています。
この情報により行動を起こした店舗様のみgoogleと仲良くなれます。