前回の続きで、今回は「閑散期(1~2月)の方がアクセスが増える」ということについて
閑散期に起こっている現象を推測していきましょう。
冬は癒されない!寒くて
今年(2022年1月~)の冬はラニーニャ(=めっちゃ寒い)だったので、覚悟が必要だと皆さんに話していて、実際寒かったのです。
ただ、一番落ち込むはずの2月に入っても、そんなに落ち込みはなく。。。。?と思っていたのですが、月半ばから一挙に客足が落ちました。
これは3年前の集計も同じで、1月ダウン、2月さらにダウンします。
仮に私がユーザーとして考えてみたときに、
「夏は開放的だし、汗もシャワーでさっぱりスッキリ」
なのですが
ということなのかなと仮定しました。
実は出張型メンズエステは1~2月でも需要が落ち込まないということも、この推測を後押ししていると思っています。
人気店は逆(2月)にアクセスが増える
2月殆どの店、そして広告サイトもアクセスが減少します。これも3年間の集計では例外ありませんでした。
利用人数(若しくは回数)が減っているのは容易に想像できます。
ただ、一つだけ例外があります。
それは、各エリアでアクセス上位の人気店は、1~2月にアクセスが増えるということです。
この現象も殆どのエリアで起こっていて、他が下がっている状況で上がっているので特に目立ちます。
この現象から、以下の仮定を追加しました。
例えば多いときは月5回メンズエステに行っていたお客様がいます。
その方は本指にしているセラピストさんが3人いたとします。
2月に入り、1回だけ行くことにしました。
さて誰に会いに行くでしょうか?
僕でしたら一番お気に入りのセラピストさんですね。
2回行けることになりました。
僕でしたら一番お気に入りのセラピストさんにもう一回会いに行くか、2番目にお気に入りのセラピストさんに会いに行くと思います。
人気セラピストさんに真相を聞こうとしたのですが、2人目に聞いたところで意味がないと気づきました。
彼女たちは年中忙しいので、そもそも閑散期とい概念がない 笑
逆に「2月はホント厳しいね」と言うセラピストは人気がいまいちなのだなと学習しました。
よくセラピストさん向けに、「お客様第一で一生懸命がんばれば、必ず稼げる」なんて無責任に言ってる人がいますが、それは嘘です。
メンズエステは人気商売です。
資本主義社会の接客業で、努力すれば報われるというスキームは存在しません。
またそれが本当であれば、セラピストさんは若くして引退することなく、40歳でも50歳でも現役でいられるはずです。
ちょっと話がそれましたが、そういう人気面が需要減少時に、顕著に出るのではないかと結論づけました。
単にリピート客を掴むだけでなく、そのお客様にとってのナンバーワンセラピストになる努力が必要だと言うことです。
そうすると、人気店=人気セラピストが多いので、逆にアクセスが増えることの説明がつきます。
「仲良しのAさん、今月は来なのかな~!」
残念ですが、Aさんは他店にNO.1セラピストさんがいらっしゃいます。
お客様にとって1~2位のセラピストを確保しましょう!
ということで、閑散期に安定客数を確保するには、人気セラピストを入れるか、人気になる資質があるセラピストを作ることが大切です。
これも無責任な店舗コンサルに私のお客様が言われた言葉ですが、「お客様は部屋の良し悪しをあまり気にしないので、シンプルであれば十分」なんて言ってた人がいます。(直接でなくある店長さんから聞きました)
私に言わせて貰うと、考えの足りない見解です。
そもそもが、質の高いセラピスト確保のための検討不足です。
部屋のデザインはお客様よりもその部屋で仕事をするセラピストさん目線で考える。
ことが大切です。
皆さんは上質なセラピストを確保するために、おしゃれで素敵な部屋を作ってくださいね。
セラピストさんたちが何を重視して、求人店舗を探しているかはこちら
もし閑散期までに、そういったセラピストを確保できなかった場合は
広告を使って新規ユーザーの獲得を目指しましょう。
パイが小さくなっていてなかなか大変ですが、春は必ずやってきます。なんとか乗り切りましょう!