「メンズエステは無くならない」という結論に至った理由です。
メンズエステは客の性的欲求を満たす意味合いが強くなり問題となっていますが、
本来のリラクゼーションを提供するサービスに戻った場合、本音と建て前は矛盾しません。
この本質を取り締まろうとすると、例えば「リラクゼーションのトリートメントは同性間の施術に限る」などかなり無理がある規制になってしまいます。
ということでガールズバーやセクキャバと比べた場合、メンズエステは危うくないと言えます。
ガールズバーとセクキャバ
同じくグレーな業界と言われている業態ですね。
届け出・許可を受けているというところはメンズエステ業界と異なりはしますが、
もう一つの違いが、建前と本質で矛盾しているということです。
建前の部分で
なのです。
ガールズバー、セクキャバは建前の部分に法規を寄せられると、商売として成り立たなくなります。
メンズエステは実質も建前も本来は同じはずです。
それがベビードールなど性的興奮を駆り立てる衣装でみだらな施術を行う。
になっていることが問題なのであり、実態をリラクゼージョンに戻せば良いのです。
ガールズバーもセクキャバも、法的改正などで建前に寄せられると実態(ユーザーニーズ)を満たせないことになり、衰退か廃業に追いやられます。
ガールズバー
接客は違法です。
「えっ?」と思うかもしれませんが、あれは接客しているのではなく
「店員がたまたま客と話し込んでしまった」行為なのです。
ガールズバーの届け出は
「深夜酒類提供飲食店」で居酒屋やバーと同じ業態です。
「風営法に関する解釈運用基準」によると、「店員と客が若干の世間話をする」ことは、深夜酒類提供飲食店でも許容されているのです。
「居酒屋に飲みに行ったオッサンが、お酒を運んできたお姉さんに話しかけて、趣味があったか何かで少し話し込んでしまった。」
的な感じです。
誰から聞いたかも覚えてないので真偽は?ですが、上記から店員さんは20分毎に変える。と言う話を聞いたことがあります。
面白いですね。
この解釈で行くと
などは違法ですが、これは日常茶飯事で行われています。
「本当は違法だけど、実態はやってる!」
どっかで聞いたことありますね(笑)
ガールズバーの店員がマイクロビキニやランジェリー姿で店に立つようになり、その衣装画像をツイートして、一般に認知されるようになったら、違法行為を元に摘発ラッシュになるかもしれません。
またガールズバーは法改正で実態を建前に寄せてくることがあるかもしれません。
「深夜酒類提供飲食店」⇒「風俗営業許可(1号営業)」
そうなると深夜営業は出来なくなります。
深夜営業という最大の強みがなくなると、商売の旨味は減りそうですね。
セクキャバ
こちらが「風俗営業許可(1号営業)」キャバクラと一緒の接客業です。
風俗ではありません。
セクキャバは法の隙間を突くという意味で、ガールズバーよりもさらに面白いです。
1号営業店のホステスは、服を着なければならないという法律が無いんです。
裸でも違法じゃない(笑)
またある程度のスキンシップも認められています。
もちろん普通のキャバクラでおっぱい揉んだら痴漢行為です。
でもホステスやお店の同意があれば違法じゃないんです。
ということで風俗ではないのですが、けっこう許容範囲が広いんです。
もちろんヌキは違法です。摘発されます。
その他NGは
セクキャバは、過度なサービスが社会問題になったり、例えば覚せい剤の取引に使われるなど、犯罪の温床になりして国から目をつけられるようなことがあれば、法改正により廃業に追いやられる可能性があります。
風俗店の場合は、店舗型としての新しい届け出は受理されないからです。
そうなると無店舗型性風俗特殊営業になるのですが、抜きのないデリヘルってことになるので、ニーズがあるかどうか。。。
ノーパン喫茶も建前は喫茶店、実態は女性器を見る店と乖離があります。
とはいえメンズエステも本来のリラクゼーションを取り戻さないと、過去のものになる可能性があります。
悪目立ちすることのないよう。何がNGかを把握したうえでの言動をすることが急務かと考えます。
具体的な対策は以下を参考にしてください。